主を慕って小屋に集まる。

山小屋

北欧では日が長くなってくると田舎のコテージへ出かけていく人が多いそうです。
たいていは家族を連れて、仲間を誘い合って。
そしてバーベキューをしたり、ハイキングしたり、小屋の手入れをしたり。
自然とたわむれながら思い思いに過ごし、短い夏を楽しみます。

私にもそんな過ごし方ができる小屋があります。
山奥ではなく、広大な十勝平野の真っ只中に。
この小屋は登山の大センパイのIさんが自分の手で作り上げたものです。
登山好きのセンパイ方(60〜70代)の隠れ家で、
彼らを慕って若輩たち(30〜50代)も自然と集まるようになりました。
ここでの時間は宝物のようにキラキラしています。

山に登る人は酒好きとよく言われますが、まったくその通り。
挨拶よりも乾杯が先。というか、乾杯する前にビール2〜3缶空いています。
そして始まる山談義。近ごろは腰を痛めて登れないからと、釣り談義も挟まれつつ。
ヒグマが前を横切ったとか、10時間の藪漕ぎは辛かったとか、
チョ・オユーは遠かったとか。1mのニジマスを釣ったとか、えっ?
そんな話をなんでもないことのように淡々と話すセンパイたちってさすが。
のんびり山歩き派の私は、ただ聞き入るばかりです。
私も好きなことをいっぱいして、素敵に年をとれたらいいな。

手作りベーコン

それにしても小屋の主Iさんお手製ベーコンは、美味しすぎてワインがすすみます。
ほどほどにしないと明日の登山に差し障りがあると思いつつ、
雪解けの川のように轟々と繰り出されるお話とお酒から、どうにも離れられないのです。
(そして二日酔いの朝へ)

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