アバレ川の白い流れを遡る。

北欧の短い夏を楽しむコツは、
外に出て太陽をいっぱいに浴びることみたい。
でも私みたいに毎週毎週あちこち駆け回り、
あげくにすり傷や青あざをつくるのは
ヒュッゲ的とはとても言えないかもしれません。
そう思いながら、やっぱり週末になれば
嬉々としてアウトドアへ出かけてしまいます。

7月・8月は沢登りのベストシーズン。
いつもの仲間たちと美瑛のアバレ川に初挑戦しました。
恐そうな名前の由来は、
小さな滝が連続して白波が立っているから。
龍があばれているような一つ一つがそれはきれいで、
わくわくしながら登っていきます。

滔々と水が流れるなめらかな一枚岩があったり、
苔におおわれた岩壁の神秘的な回廊が続いていたり。
変化に富んだ渓谷美はここまできた人だけが出会えるもの。
登山道がなく、人の痕跡もなく(熊の痕跡はある)、
原生の自然に浸っている感覚がまた気持ちいい。

この川のクライマックスは、地図にものっている大滝「勝瑛の滝」。
轟々と流れ落ちる勇壮さにしばらく見入った後、
ハイマツとヤブ漕ぎの高巻きで越えました。
それからちょっと歩くと美瑛岳の登山道に合流。
ここまで6時間かかったけどあっという間に感じます。
楽しいことが終わってしまうねと
帰り道はいつも少し寂しくなるのです。

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